むかし昔

むかし、むかし大型計算機というのありました。その計算機でプログラムを実行するにはパンチカードに穴を開け、それをカードリーダーで読まさなくてはいけませんでした。カードの横幅は約187mm。80カラムのデータ(英数文字)が指定できました。有限要素法解析プログラムの固定フォーマットの入力データが80カラムのことが多いのは、これに由来しています。NASTRANは、これを10等分して、8カラムごとにデータを入力しています。

データ行(枚数)も数千枚がいいところで、百万枚をものともしない現在からすると、隔世の感があります。