list (リスト)

list(リスト)タイプは、複数の変数を入れる箱のようなものです。

 

hako = [1, 2, 3]

 

とすると、変数 hoko に、 1, 2, 3 という3つの数字が格納されます。

この中から、中のアイテムをとりだして表示するには、

 

for i in hako:

    print(i)

 

とします。この for 文は、「繰り返し」で説明します。

 

hako = list(range(1,4)

 

のようにすると、hakoの中身は[1, 2, 3]になります。range(1,4)は、1から始めて、4の手前まで、1ずつ増やした数字の列を作ります。

 

hako = list(range(0,361,90))

 

とすると、[0, 90, 180, 270, 360]となります。三つ目の数字90は、90ずつ増やすという意味です。

リストに追加する

hako = [1, 2, 3]

の状態で、

 

hako.append(4)

 

とすると、4が最後に追加されて、hako の中身は、[1, 2, 3, 4]になります。

アイテムを削除する

hako = [1, 2, 3, 4] を

del hako[2]

とすると、hakoは

[1, 2, 4]

となります。

中身を交換する

2番目の内容を、100に替えるには、

hako[1] = 100

とします。リストは、最初を 0(ゼロ)番目と数えますので、hako[2]ではなく、hako[1]になります。

最後のアイテムを指定する

リストの最後を指定するには、-1を使います。

hako[-1]

とします。

変数のコピー

hako1 = [1, 2, 3]

hako2 = hako1

hako2.reverse()

として、hako1をプリントすると、どうなっているでしょうか?

 

hako1も逆になっています。pythonの普通のコピーは、hako2にhako1と同じ内容を参照するようにするだけです。本当にコピーするには、

hako2 = hako1.copy()

のように書きます。

逆に並べる

hako = [1, 2, 3] を

hoko.reverse() とすると、中身は 

[3, 2, 1]

のようになります。

リストを利用した出力

下記のような出力をすると、10行プリントされます。

for i in range(10):

    print(i)

 

このホームページでは、こうした場合にリストを用いて、

 

L = [ ]

for i in range(1):

    L.append(i)

print(L)

のようにリストにして出力しています。

(2021/8/21)